ブスのパパ活

当時、彼女は無職だった。
「雇い止めになっちゃって、継続雇用されたのはかわいい子だけだったなあ」と自虐的に言っていた。
僕もある会社で人事担当をやっているのだが、何人かを中途採用する時に能力的にほぼ差がない状態だったら、やっぱり美人を選んでしまう。性格とか仕事への取り組み方とかは美人かブスかだけでは判断できないが、美人相手に勃起するように、やっぱり周りに美人がいれば男は張り切ってしまうものでしょ?
で、彼女は今は失業手当を受けながら、ブスのパパ活をやっているわけであり、パパをやっているのは僕だ。
とは言え、彼女は自称ブスだが、そんなに悪くはない感じがした。いや、だからと言って美人!と言うほどではなくて、出会い系でこの手のルックスに出会えたら宝くじで末等が当たるくらいの福はある気はする。
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まあ、自分に自信がないだけなのだろうなと思う。ある意味、自分をブスと言っていることでいろんなことの逃げ道にしている感じもする。かと言って「そんなことはないよ。キミは十分かわいいよ」なんて言ってしまうと、裏返せば「雇い止めになったのはブスか美人かじゃなくて、単に君がアホだからだろ?」と言っていることになってしまう。いろいろと娘との会話も難しいものだ。
そんな彼女はエロいことには積極的であり、遊んでいて楽しかった。バック体勢で女の子の方から発走直前の競走馬みたいに腰をグングン振ってくるのは初体験だった。こりゃ美人やブスは関係なく価値があるわーと、僕は彼女とまた会う約束をしてブスのパパ活を終えたのだった。
そして、僕は彼女と再会した。それはパパ活でも何でもなく、彼女が偶然、僕の会社に採用応募してきたのだ。履歴書に貼られた腰振りバックダンサーだった彼女の微妙な写真を見ながら、パパ活はブスでもいいけど社員採用はやっぱり美人だよね、と「ご縁がなかったようで」と彼女に返信した。
ま、ここで採用を決めちゃうと、彼女のパパ活も終わっちゃうからなんだけども。
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